愛媛県
江戸時代初期に、伊予の道後酒として知られ、

石鎚(いしづち)【純米吟醸 緑ラベル】
石鎚酒造/愛媛県西条市
蔵元の家族4人を中心に、最大1トンの小仕込み、
味わい:★★★★(6段階中)
香り :★★★★(やや華やか)
使用米:麹米 山田錦、掛米 松山三井
精米歩合:麹米 50%、掛米 60%
酵母:自社酵母
酸度:1.6
日本酒度:+5
石鎚酒造⇒「http://www.ishizuchi.co.jp/」
福岡県
西日本有数の米の生産県である福岡県では、それらの米を使った日本酒造りも盛んで、かつては灘・伏見と並んで日本三大酒処のひとつとされてきました。
三井の寿(みいのことぶき)【ポルチーニ 秋純吟 ひやおろし】
みいの寿/福岡県三井郡
製造する90%以上が特定名称酒で、多くが純米酒という特色を持つ蔵元。王道の酒もさることながら季節ごとにリリースしている「イタリアンラベルシリーズ」も注目です。本品はイタリアの松茸といわれるポルチーニ茸を思わせる香りの高さと秋をイメージして造られた秋口限定の1本です。
味わい:★★★★★★(6段階中)
香り :★★★★★(華やか)
使用米:吟のさと
精米歩合:60%
酵母:自社酵母
酸度:1.6
日本酒度:+3
田中六五(たなかろくじゅうご)【純米酒】
白糸酒造/福岡県糸島市
ハネ木搾りと言われる伝統的な造りを用いて酒造りを行う蔵元。地元の酒米で酒造りをしたいという想いから、地元糸島産の山田錦のみを用い、65%まで精米した本品は、柔らかくすっきりとした味わいで飲み飽きない1本です。
味わい:★★★★★(6段階中)
香り :★★★★(やや華やか)
使用米:糸島産山田錦
精米歩合:65%
酵母:非公開
酸度:非公開
日本酒度:非公開
白糸酒造⇒「http://sake-shiraito.com/」
佐賀県
地元の味付けに合う濃醇甘口の酒が主流だった佐賀県ですが、酒蔵の多様化により軽快な甘口や超辛口など様々なタイプの酒が生産されるようになっています。
東一(あづまいち)【山田錦 純米吟醸】
五町田酒造/佐賀県嬉野市
栽培困難と言われた佐賀県西部の嬉野市で全国に先駆けて山田錦の栽培を始めた蔵元。本品はフルーティな香りと旨味、渋み、酸味が調和する個性的な逸品です。
味わい:★★★★★(6段階中)
香り :★★★★(やや華やか)
使用米:山田錦
精米歩合:49%
酵母:熊本系自社酵母
酸度:1.7
日本酒度:±0
五町田酒造⇒「http://azumaichi.com/」
鍋島(なべしま)【純米吟醸 山田錦】
富久千代酒造/佐賀県鹿島市
2011年の世界最高権威とされるインターナショナル・ワイン・チャレンジの日本酒部門で最優秀賞に輝き、近年ファンが急増中の注目銘柄です。すっきりとした甘口に清涼感のある味わいで、メロンのような爽やかな香りも味わえます。
味わい:★★★★★(6段階中)
香り :★★★★★(華やか)
使用米:山田錦
精米歩合:50%
酵母:非公開
酸度:1.4
日本酒度:±0
富久千代酒造⇒「http://nabeshima.biz/」
長崎県
外国からいち早く砂糖が入ってきた長崎県では、甘めの料理が多いといわれ、その料理にあう、甘めの日本酒が多いと言われています。
六十餘洲(ろくじゅうよしゅう)【純米吟醸 山田錦】
今里酒造/長崎県東彼杵郡
かつては日本に60の国があったことから、「日本中の人に飲んでほしい」という想いから名づけられた銘柄。ふわりと溶けるような柔らかい口当たりとフルーティーながらバランスの取れた味わいは、誰もが楽しめる秀逸な1本です。
味わい:★★★★★(6段階中)
香り :★★★★(やや華やか)
使用米:山田錦
精米歩合:50%
酵母:協会9号
酸度:1.4
日本酒度:−2.7
今里酒造⇒「http://www.64sake.com/」